金沢明子は千葉県市川市出身の民謡歌手である。 素人とはいいながら、父親が津軽民謡を得意とする民謡歌手だったことに影響されて、幼少時から民謡を歌い始め、成人して民謡歌手となった。 1970年に16歳の若さで財団法人日本民謡協会主催の全国大会に優勝している。
1975年には、ビクターエンタテインメントから〔民謡界の百恵ちゃん〕というキャッチフレーズのもと、アルバム〔若い民謡〕をリリースして民謡歌手としてデビューした。 NHK番組〔民謡をあなたに〕では、原田直之と共に司会を務めたこともある。自らの民謡レパートリーは300曲もあるとされ、1979年からは2年連続でNHK紅白歌合戦に出場するなど、超売れっ子時代を迎えた。