美空ひばりは昭和の歌謡界を代表する女性歌手で、数々のヒット曲を歌い君臨しました。女性初の国民栄誉賞を受賞しています。代表曲に『川の流れのように』『柔』『愛燦燦』『悲しい酒』『おまえに惚れた』『真赤な太陽』『みだれ髪』など多数あります。
三橋美智也もまた昭和の歌謡曲時代を代表する民謡歌手・演歌歌手で、艶やかで伸びのある美声で戦後日本の歌謡史に燦然と輝きました。『おんな船頭唄』で歌手デビューし、『リンゴ村から』『哀愁列車』『母恋吹雪』『おさらば東京』『夕焼けとんび』『古城』『達者でナ』『星屑の町』など多くの大ヒット曲があります。
三波春夫もまた昭和時代の歌謡界を代表する歌手で、ファンへの絶え間ないサービスを心がける人でした。浪曲畑出身で「歌謡浪曲」を得意としました。特に『元禄名槍譜 俵星玄蕃』は長編の歌謡浪曲でした。「お客様は神様です」という有名はセリフを残しています。大阪万博のテーマ曲『世界の国からこんにちは』を高らかな声で歌いました。紅白歌合戦には通算31回出場しています。
都はるみは独特なこぶし回しで歌う演歌歌手です。『アンコ椿は恋の花』が大ヒットし第6回日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得しています。1976年『北の宿から』は空前の大ヒットとなり、現在でもカラオケの人気曲です。『好きになった人』や『大阪しぐれ』『夫婦坂』『浪速恋しぐれ』『ふたりの大阪』などのヒットがあります。
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