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〔歌手〕
田端義夫

(たばた よしお)



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● 田端義夫 ●


歌手概要
 田端義夫さんは、第二次大戦前から現役歌手として活躍し続ける演歌歌手で、バタヤンの愛称で親しまれていました。

 トレードマークの水平に構えた年代物のエレキギターと威勢のよい「オースッ!」という挨拶に人気があった。

 幼少時から薬屋やパン屋の丁稚奉公をしている間に、たまたま見たギターを持ちながら舞台で歌うディック・ミネの姿に感動し、自らも流行歌の世界に浸っていった。

 1938年、「伊豆の故郷」を課題曲としたアマチュア歌謡コンクールに出場し見事優勝、上京してポリドールの鈴木幾三郎社長宅の書生となる。1939年に『島の船唄』でデビューし、「ぐらも・くらぶ賞」を受賞している。

 その後も『里恋峠』『大利根月夜』『別れ船』『梅と兵隊』『かえり船』『かよい船』『たより船』『玄海ブルース』『島育ち』等のヒットを出している。

 〔バタヤン〕の愛称で親しまれ、ギターを抱えて歌う彼の独特な姿は、昭和を代表する演歌歌手そのものだったが、平成25年4月25日、肺炎のため死去した。惜しい歌手がまたひとりこの世を去ってしまった。没年94歳であった。


歌風と特徴
 彼は、独特の震えと哀愁を帯びたハスキーな高音が持ち味で、マドロス(船乗り)歌謡や股旅物、南国情緒豊かな楽曲を得意としました。

 最大の象徴は、アメリカのナショナル社製エレキギターを胸の高い位置で水平に抱え、自ら巧みな伴奏を弾きながら歌うスタイルです。

 また、ステージに登場する際の「オーッス!」という威勢の良い掛け声は、日本中に親しまれました。


代表曲
 

 『かえり船』は、戦後の荒廃した世の中に希望の光を灯した大ヒット曲。復員船に揺られて故郷へ帰る喜びと切なさを、哀愁を帯びた温かな歌声で優しく歌い上げた名作です。

 『島育ち』は、南国の青い海や美しい自然の風景を背景に、故郷を離れて暮らす人の心にしみる望郷の想いを、独特のバタヤン節で軽快かつおだやかに歌い上げた大名曲です。

 『玄海ブルース』は、男のロマンと荒々しい玄界灘の波しぶきをモチーフに、哀愁と人生の哀感をしみじみと表現した、日本人の心に深く染み入る昭和のブルース歌謡です。

 『大利根月夜』は、利根川の静かな夜月を眺めながら、渡り鳥のように生きる渡世人の切ない孤独や故郷を慕う純情を、味わい深くしっとりと歌い上げた不朽の股旅演歌です。

 『別れ船』は、港を離れていく船を見送りながら、去りゆく人への断ち切れない未練や切ない別れの痛みを、田端義夫さんならではの渋みのある低音で哀愁豊かに歌った名作です。


●代表曲
『かえり船』
『島育ち』
『玄海ブルース』
『大利根月夜』
『別れ船』

●その他の曲
『島の船唄』
『梅と兵隊』
『ふるさとの燈台』
『吉良の仁吉』
『肩で風切るマドロスさん』
『上海ぐらし』
『親子舟唄』
『旅のつばくろ』
『泣き濡れた瞳』
『百度石』

●カバー曲
『十九の春』(原曲:琉球民謡・本土復帰前後の流行歌)

受賞暦・紅白出場回数
 
受賞歴

 ・第17回日本レコード大賞 特別賞(1975年)
 ・ブラジル政府最高勲章「グランデ・オフィシャル」(1978年)
 ・第30回日本レコード大賞 特別功労賞(1988年)
 ・勲四等瑞宝章(1989年)
 ・第55回NHK放送文化賞(2004年)

NHK紅白歌合戦

 NHK紅白歌合戦への出場回数は、通算 2回です。

 戦前・戦後を通じて絶大な人気を誇った大スターでありながら、全盛期は地方公演のスケジュールが過密であったことなどから、初出場は1963年(第14回『島育ち』)と遅めでした。

 その後、1989年(第40回『かえり船』)の「昭和の紅白」企画にて2回目の出場を果たしています。


その他のエピソード
 
極貧の少年時代と自作ギター

 3歳で父を亡くし極貧生活を送り、栄養失調やトラコーマ(眼病)が原因で若い頃に右目の視力をほぼ失いました。

 小学校を中退して丁稚奉公に出た少年時代、ディック・ミネのギター歌唱に憧れ、ベニヤ板の板切れで「音の出ない偽物のギター」を自作して河原で練習したことが彼の原点です。

トレードマークの挨拶

 「オーッス!」という挨拶は、デビュー前に下宿していたレコード会社社長宅の書生仲間が交わしていた挨拶からヒントを得たものです。

日本歌手協会の長として

 1995年からは第5代「日本歌手協会会長」を務め、晩年まで新曲を出し続けるなど「生涯現役」を貫き通しました。


曲名リスト ◆〔情:歌手情報〕〔探:探索〕〔歌:歌唱〕〔英文字 ABC…Z:カラオケ〕
〔田端義夫〕 歌手本人情報 この歌手やグループの歌唱風景、カラオケ、その他情報

あ・ 雨の屋台 探索歌唱:tsukubatakashi 雨 雨 雨だよ やけに降りやがる 田端義夫
お・ 大利根月夜 探索歌唱:日本歌謡チャンネルnatsumerokaraokeロデナツメkyouzan昭和の唄カラオケ宝庫 あれを御覧と 田端義夫
か・ かえり船 探索歌唱:susuMeryl Vanderlinden昭和カラオケ山田恵範うちカラ・ギターkyouzan 波の背の背に 田端義夫
かよい船 探索歌唱:guregoripetukukyouzan 銅鑼が鳴るさえ 田端義夫
け・ 玄界ブルース 探索歌唱:逸郎の部屋ギターでつづる昭和歌謡kyozanS H 情け知らずと 田端義夫
し・ 島の船唄 探索歌唱:iceraintw 小島離れりゃ船唄で 今日も暮れるか 海の上 田端義夫
わ・ 別れ船 探索歌唱:miccinissi歌唱:tsukubatakashi 名残つきない 田端義夫

プロフィール ◆〔田端義夫〕のプロフィール。
〔田端義夫〕

プロフィール
〔通称名〕  田端義夫
〔本名・出生名〕  田端義夫
〔愛称〕  バタヤン
〔生誕(生年月日)〕  1919年1月1日
〔死没〕  2013年4月25日(満94歳没)
〔星座〕  山羊座(やぎ座)
〔出身地〕  三重県松阪市
〔出身校〕  
〔職業・ジャンル〕  
〔所属団体〕  
〔代表作品〕  
〔血液型〕
〔身長〕
〔体重〕  
〔趣味・特技〕
〔好きなもの〕  
〔ペット〕  
〔好きな色〕  
〔好きな言葉〕