〔歌手〕
アンジェラ・アキ

　アンジェラ・アキは、日本人とイタリア系アメリカ人のハーフとして生まれた、徳島県板野郡板野町出身の日本の女性シンガーソングライター、ジャズピアニストである。

　彼女は、1980年、3歳にしてピアノを習い始め、義務教育終了後の15歳のとき、家族とともにハワイに移住し4年生の高校に通ったが、ここでニルヴァーナやグリーン・デイの音楽に遭遇する。

　1996年、ジョージ・ワシントン大学に入学、政治経済学を専攻するが、サラ・マクラクランの学園祭ライブを見たおり、自らも音楽を通じて人とつながるために生まれてきた事を確信し、本格的に音楽活動を開始。

　2003年2月、自作の曲がヤクルトのCMソングに採用されたのを切欠に、歌手デビューを志して26歳で日本に帰国した。その後も音楽活動を続け、2004年、日立DVDカム「Wooo」のCMソングを担当することとなる。

　2005年3月、インディーズながらピアノ弾き語りミニアルバム『ONE』をリリースし、日本でのCDデビューを果たす。地道な下積み生活が関係者の目にとまり、好調だったミニアルバムのセールスも相まって、メジャーデビューを果たす。

　彼女の作品数は多くはないが、ここにいくつかを紹介する。

　　あ・『愛の季節』
　　か・『輝く人』
　　こ・『告白』
　　　　『心の戦士』
　　　　『孤独のカケラ』
　　さ・『サクラ色』
　　た・『たしかに』
　　て・『手紙 ～拝啓 十五の君へ～』
　　は・『始まりのバラード』
　　ゆ・『夢の終わり 愛の始まり』