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〔作曲家〕
服部良一

（はっとり りょういち）

　服部良一（はっとり りょういち）は、大阪府大阪市中央区出身の日本の作曲家・編曲家である。ジャズで音楽感性を磨いた和製ポップス史における重要な音楽家の一人として知られている。

　芸事好きの家族のもとで郷土民謡である江州音頭や河内音頭を子守唄代わりに育ち、小学生時代から音楽の才能を発揮したという。

　1926年、大阪フィルハーモニック・オーケストラに入団、ここで指揮者を務めていた音楽家エマヌエル・メッテルに見いだされ、4年間の音楽理論・作曲・指揮の指導を受ける。

　1933年、ディック・ミネの助言を受け、上京して人形町のダンスホール「ユニオン」のバンドリーダーにサクソフォン奏者として加わった。翌年、東京進出をはかったニットーレコードの音楽監督に就任した。

　1936年にはコロムビアの専属作曲家となる。1937年には淡谷のり子『別れのブルース』を作曲、一流の作曲家の仲間入りを果たす。 　服部良一の主なヒット曲には次のような曲目がある。

『私の鶯』　　　『東京ブギウギ』
『青い山脈』　　『東京ブルース』
『湖畔の宿』　　『アイレ可愛や』
『蘇州夜曲』　　『雨のブルース』
『大空の弟』　　『いとしあの星』
『小雨の丘』　　『広東ブルース』
『ラッパと娘』　『銀座カンカン娘』
『おしゃれ娘』　『東京の屋根の下』
『明日の運命』　『ヘイヘイブギー』
『風は海から』　『山寺の和尚さん』
『セコハン娘』　『別れのブルース』
『森の十字路』　『私のトランペット』
『私のトランペット』『一杯のコーヒーから』
『チャイナ・タンゴ』『ジャングル・ブギー』

　服部良一は非常に多くの楽曲を作成していますが、その数が膨大なため、ここスマホ版ではその全貌を記述することはできません。

　PC版（パソコン版）では、主な歌手へ提供した楽曲のいくつかを紹介していますので、興味のある方はそちらを参照して下さい。（このページ最上部にある「GoTo PC版」ボタンを押して、スマホを横長方式に倒せば閲覧できます。）