〔ふ〕で始まる歌手は100人ほどいて、中でもヒット曲もあり人気のある歌手には次のような人がいます。
・フランク永井 ・舟木一夫
・藤あや子 ・藤圭子
・藤山一郎 ・藤田まこと
・藤島桓夫 ・二葉あき子
・二葉百合子 ・布施明
フランク永井は日本最大の人気歌手のひとりで、1950年代以降の昭和中期に独特の低音で多くの人々を魅了し、当時の歌謡界で極めて大きな足跡を残しました。多くの苦節の末、1957年、運命の曲「有楽町であいましょう」で空前の大ヒットを飛ばしました。大ヒット曲に「東京午前三時」「夜霧の第二国道」「東京ナイト・クラブ」「君恋し」「霧子のタンゴ」「妻を恋うる唄」「おまえに」などがあります。NHK紅白歌合戦にも通算26回出場しました。
藤島桓夫は、最大のヒット曲「月の法善寺横町」の他、「初めて来た港」「かえりの港」「さよなら港」などの港シリーズで一世を風靡しました。
舟木一夫は学園生活を歌い上げた歌手です。同時期デビューの橋幸夫、最後輝彦とともに「御三家」と呼ばれました。代表曲「高校三年生」の他、時代劇「銭形平次」関係の多くの曲も歌っています。
布施明には、「シクラメンのかほり」のヒットがあり、藤圭子には「圭子の夢は夜ひらく」「新宿の女」「女のブルース」などがあります。二葉百合子には超有名な「岸壁の母」があります。
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