〔作詞家〕
北原白秋

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● 北原白秋 ●

　北原白秋（きたはら はくしゅう）は、熊本県玉名郡関外目村出身の日本の詩人、童謡作家、歌人である。彼は数多くの童謡を残し今なお歌い継がれている。また、童謡や短歌以外にも新民謡などの有名曲を残している。

　彼は、早稲田大学英文科中退後、1906年（明治39年)には年与謝野寛に誘われ新詩社に参加し『明星』で活躍する。1908年には新詩社を退くが詩人や洋画家とパンの会を興し、翌年に第一詩集『邪宗門』を発表した。

　やがて、彼は童謡作家としてするようになり、1918年（大正7年）に創刊された児童雑誌「赤い鳥」で童謡コーナーを担当する。

　北原白秋は、作曲家の山田耕筰とコンビを組むようになり、現在でも歌い継がれている多くの歌曲を作詞するようになる。童謡の他にも多くの学校の校歌も作詞している。彼の代表歌には次のような曲目がある。

　『雨』
　『砂山』
　『この道』
　『ペチカ』
　『赤い鳥』
　『雨降り』
　『待ちぼうけ』
　『揺籃のうた』
　『あわて床屋』
　『城ヶ島の雨』
　『からたちの花』
　『とんぼの眼玉』

　北原白秋は、どちらかといえば詩人であり歌人として知られるのだが、カラオケ愛好者として見るなら、童謡作家として素晴らしい作詞をしてくれた人であるといえます。童謡唱歌などの他にも新民謡や市町村歌、国民歌、愛国歌、軍歌などもあります。校歌や応援歌はかなりの数があります。

　北原白秋は、詩人、歌人として多くの功績がありますが、いくつかの素晴らしい童謡唱歌も作詞しています。ここでは、童謡唱歌や国民歌・愛国歌、新民謡、市町村歌などを分野ごとに紹介しています。非常に多くの校歌や応援歌も作詞していますが、とても数が多いのでごく一部だけを紹介します。