北山たけしは、福岡県柳川市出身の演歌歌手である。 本名は渡辺毅だが、北山は北島三郎の北と山本譲二の山を取ったものとされている。 幼児期から演歌を習い始め、9歳の時にKBC〔ちびっ子のど自慢〕で〔風雪ながれ旅〕を歌って優勝し、演歌の道へと進むこととなった。
1988年に高校入学をするも1年で退学し上京して大平幸一の芸名で徳間ジャパンから歌手デビューした。 しかし、全く売れることもなく帰郷したが、21歳になって再度上京し、今度は北島三郎の内弟子となって8年間勤め上げた。 2004年になってテイチクエンタテインメントから〔片道切符〕で再デビューを果たし、その年のベストヒット歌謡祭新人賞、第37回日本有線大賞新人賞、第46回日本レコード大賞新人賞、第18回日本ゴールドディスク大賞新人賞を総なめ受賞したいる。 2005年には、〔男の出船〕で第56回NHK紅白歌合戦に初出場し、以降5回連続での出場を果たしている。2009年には北島三郎の次女と結婚している。