南こうせつは、大分県大分市にある曹洞宗勝光寺生まれのフォークシンガー・元かぐや姫のリーダーで、ベリーファームに所属しています。そして、妻はエッセイストの南いくよ(南育代)です。
1970年4月に「最後の世界/むなしいうた」でソロデビューしました。同年、南こうせつ、森進一郎、大島三平の3人でフォークグループ「南高節とかぐや姫」を組み、「酔いどれかぐや姫」をリリースしました。
グループの認知度アップのために、よみうりテレビの全日本歌謡選手権に出場し4回勝ち抜いたところで目的を達したとして、次の週の挑戦を辞退しました。その後、山田パンダ、伊勢正三と新生「かぐや姫」を結成します。
1973年9月、シングル「神田川」をリリースして最終的に160万枚を売り上げる自己最大の大ヒットを飛ばします。この年、NHK紅白歌合戦への出場話があったが、歌詞の中の「クレパス」が商標に抵触するため、「クレヨン」にしてくれと言われ、これを拒否して出場を辞退しました。
1974年にはグループ名を「かぐや姫」に変更し、シングル「赤ちょうちん」をリリースします。そして、1975年4月12日に東京神田共立講堂においてかぐや姫の解散コンサートを開いて解散しました。そして、南こうせつと山田パンダはソロ、伊勢正三は「風」として音楽活動を継続します。
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