小坂一也は、愛知県名古屋市生まれ、東京育ち俳優で歌手でもある。 高校時代からバンド活動に参加し進駐軍のキャンプ場などで演奏して回っていた。 同棲していた女優の十朱幸代と結婚したがすぐに破局してしてしまう。
1952年には、〔ワゴンマスターズ〕に歌手として参加していた。1954年に高校を中退し、コロムビアレコードから〔ワゴン・マスター〕で歌手デビューしました。 カントリーミュージックのアイドル的存在となり人気を博した。歌手としてはNHK紅白歌合戦に3回の出場を果たしている。 1957年には映画俳優としてもデビューし、木下惠介監督の『この天の虹』での演技で注目されるなどして、松竹映画には欠かせない俳優にまで上り詰めた。