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〔歌手〕青木美保

　青木美保は、熊本県熊本市出身の演歌歌手である。1982年当時、五木ひろしのファンクラブに入会していて、そのファンクラブで開催されたカラオケ大会で五木の目に留まりスカウトされる。

　その後、2年間のレッスンを受けて、1984年3月に『人生三昧』を歌ってデビューを果たす。昭和59年度には数々の音楽祭新人賞を受賞して世に知られる。

　翌年、1985年には扇ひろ子他のリメイク作品『哀愁海峡』をリリースして注目される。1986年には『夢一輪』が25万枚のヒットに、1988年には『化粧』が20万枚のヒットを飛ばす。

　そして、1989年（平成元年）に発売した『女の夜汽車』が30万枚の大ヒットとなり代表作となる。

　当初盛んに活動していたが、2000年（平成12年）に〔突発性痙攣性発声障害〕を発症したことで、本格的な活動を休止した。2009年にようやく活動を開始し現在に至っている。

　彼女は、日本国内ばかりでなく、ハワイやシンガポール、マレーシア、エジプト、ロサンゼルスなどでの海外公演も盛んに行っている。

　彼女の代表作には次のものなどがある。

　『哀愁海峡』
　『化粧』
　『女の夜汽車』
　『夢一輪』
　『風花しぐれ』
　『海鳥よ』
　『秋燕』
　『花海棠（はなかいどう）』

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