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〔歌手〕
アグネス・チャン

　アグネス・チャンは、当時のイギリス領香港生まれの歌手で、大学教授・エッセイスト・小説家・日本ユニセフ協会大使でもある。

　1972年、代表曲のひとつとなる『ひなげしの花』で日本での歌手デビューを果たし、人気アイドルの地位を確立した。

　長いこと日本に住んでいて、今でも日本語はたどたどしいが、素敵な容姿に人気がある。

　アグネス・チャンの持ち歌には次のようなものがあるが、中でも『この身がちぎれるほどに』はとても印象深い一曲である。わたしはアメリカに向かう飛行機の中で初めてこの曲を聴いたが、切ない思いが伝わってきて、何度も聴き返した思い出がある。

　『この身がちぎれるほどに』
　『ポケット一杯な秘密』
　『白い靴下は似合わない』
　『ひなげしの花』
　『小さな恋の物語』
　『星に願いを』
　『愛の迷い子』
　『恋人の午後』
　『草原の輝き』

　アグネス・チャンは出生地、香港でも『香港香港』や『The Circle Game』『雨中のカーネーション』などのヒットがあるほか、アメリカでも歌手活動を行っている。

　1998年に、初代日本ユニセフ協会大使に就任し、チャリティー活動やボランティア活動を熱心に行っている。