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〔グループ〕
狩人

（かりうど）

　狩人（かりゅうど）は、1977年に愛知県岡崎市出身の二人兄弟で構成されたフォークデュオで、ジャンルは、フォークソングや歌謡曲、ニューアダルトミュージックと幅があります。この年に『あずさ2号』でデビューし、これがこのデュオ最大のヒット曲となりました。兄弟の名前は次の二人です。

　加藤久仁彦（兄）
　加藤高道（弟）

　この兄弟はとても仲が悪かったという逸話があるのだけれど、デュオとしてリリースした楽曲には魅力があり多くのファンがいます。

　兄弟は二人ともソロ歌手を目指して同じ音楽学校で学んでいたが学費が払えなくなり、講師に「もう辞めたい」と言ったところ、講師から「兄弟デュオでやるのならば1人分の授業料で構わない」と慰留されたという。

　その後、作成したデモテープが、作曲家である都倉俊一に見いだされ、1977年に『あずさ2号』でデビューし、同年開催の『第10回新宿音楽祭』で金賞、『第19回日本レコード大賞』では新人賞を受賞して、累計売上80万枚を記録しています。

　以降にもいくつかのヒット曲を出し、第28回、第29回の『NHK紅白歌合戦』に2年連続出場を果たしました。

　狩人の特別なヒット曲には次のものがある。

　『あずさ2号』
　『コスモス街道』
　『若き旅人』
　『アメリカ橋』
　『国道ささめ雪』
　『青春物語』
　『みちのく夏愁』

　狩人はとても多くの楽曲を発表し、ヒット曲も多いが、特別なヒット曲も含め、一部を紹介する。

　『あずさ2号』
　『アメリカ橋』
　『池上線』
　『いつも夕暮れ』
　『美しい客人』
　『縁切寺』
　『女にかえる秋』
　『季節が変わる前に』
　『君ひとりで旅するならば』
　『国道ささめ雪』
　『コスモス街道』
　『小春日和』
　『コンドルは飛んで行く』
　『最愁線』
　『青春物語』
　『セピア色の風』
　『嫁ぐ日』
　『日本海』
　『日本海フェリー』
　『白馬山麓』
　『八月のアニバーサル』
　『春を告げる手紙』
　『引き潮』
　『聖橋で』
　『ホテル・カリフォルニア』
　『まつり挽歌』
　『ミ・アモーレ』
　『みちのく夏愁』
　『南十字星が見える町から』
　『メローな夜』
　『若き旅人』