神楽坂浮子は、東京深川出身の歌手である。 彼女は高校時代に神楽坂はん子に憧れ、高校を中退して芸者になった。 後に古賀政男門下となり、芸者歌手としてデビューしている。 当時、日本調芸者歌手として有名だった市丸や榎本美佐江らのバックアップも受け、1956年に〔十九の春〕を大ヒットさせ、プロの歌手として認知されることとなった。 その後も、日本調歌謡だけでなく、ドドンパなどの新リズムにも挑戦してNHK紅白歌合戦にも2度の出演を果たしている。 神楽坂はん子が亡くなった1995年以降は、〔ゲイシャ・ワルツ〕も歌うようになり、若手芸者の育成に当たっている。