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〔グループ〕
かぐや姫

（かぐやひめ）

　かぐや姫は、1970年にデビューした日本のフォークグループで、1970年代に活躍しました。叙情的な歌詞と美しいメロディーが特徴で、日本のフォークソングを代表するグループの一つです。かぐや姫が1973年に発売した『神田川』は160万枚のヒットを記録しました。メンバーは担当分野を次のように分担していました。

　南こうせつ（ボーカル、ギター）
　伊勢正三（ボーカル、ギター）
　山田パンダ（ボーカル、ベース）

　かぐや姫グループは、第1期と第2期とがあるのだが、第1期のかぐや姫は、1970年に南こうせつ、森進一郎、大島三平の3人でデビューし、代表作として『酔いどれかぐや姫』などがあったが、1年間の活動後に第1期メンバーでの活動は終了している。

　1971年、南こうせつを中心に、伊勢正三と山田パンダとで『南こうせつとかぐや姫』を結成し、シングル『青春』で再デビューを果たす。第2期かぐや姫の誕生である。

　1972年3月、テレビアニメ「海のトリトン」の主題歌『海のトリトン』を須藤リカ／南こうせつとかぐや姫名義のシングルとして発売した。翌年にはシングル『神田川』を発売し、深夜放送のリスナからの支持もあり、最終的にグループ最大のヒット曲となる160万枚を売り上げる。

　次の作品『赤ちょうちん』をリリースしたが、この時からグループ名をかぐや姫に変更している。

そして、1975年4月12日にはグループを解散することとなり、東京神田共立講堂において解散コンサートが行われた。南こうせつと山田パンダはソロ、伊勢正三は風として、音楽活動を継続することとなる。

　その後も一夜限りのコンサートなどとして「かぐや姫」は何度となく再結成されるが、正式グループとして継続したことはない。

かぐや姫の人気ランキングでは次のような曲目に人気がある。

　『神田川』　　　　『妹』
　『なごり雪』　　　『雪が降る日に』
　『22才の別れ』　　『赤ちょうちん』
　『加茂の流れに』　『僕の胸でおやすみ』
　『あの人の手紙』　『アビーロードの街』

　かぐや姫が歌う楽曲は、かなり多くあるのですが、ここでは、このグループが歌う曲目を紹介しています。

　『神田川』
　『赤ちょうちん』
　『なごり雪』
　『加茂の流れに』
　『22才の別れ』
　『置手紙』
　『雪が降る日に』
　『僕の胸でおやすみ』
　『妹』
　『おもかげ色の空』
　『アビーロードの街』
　『眼をとじて』
　『ペテン師』
　『きらいなはずだった冬に』
　『湘南 夏』
　『けれど生きている』
　『遥かなる想い』
　『おはようおやすみ日曜日』
　『わかれ道』
　『マキシーのために』
　『うちのお父さん』
　『あの人の手紙』
　『好きだった人』
　『ひとりきり』
　『夏この頃』
　『この秋に』
　『今はちがう季節』
　『黄色い船』
　『遠い街』
　『この季節が変われば』