〔歌手〕
村上幸子

　村上幸子は、新潟県村上市（旧・岩船郡荒川町）出身の演歌歌手です。1979年にクラウンレコードあら「雪の越後を後にして」で歌手デビューしました。

　1984年に「酒場すずめ」がヒットし、更に4年後の1988年には「不如帰」がヒットしましたが、時あたかも昭和天皇が重体となり、歌の中にでてくる「泣いて血を吐く」という表現を気にして、この歌は放送自粛となったエピソードがあります。

　ラジオ番組「走れ！歌謡曲」のパーソナリティを務めていたが1989年に〔急性リンパ腫〕を発症し、翌年7月23日に31歳の若さで他界しました。

　彼女は、「不如帰」「酒場すずめ」「雪つばき」「縄のれん」「そして港は朝」「じょんがら恋唄」などのヒットを残しました。