〔き〕で始まる軍歌

　〔き〕で始まる軍歌には次のような曲があります。

　『紀元二千六百年』　　　『機上の歌』
　『君が代』　　　　　　　『君が代行進曲』
　『郷土部隊の勇志から』　『霧の四馬路』

　〔き〕で始まる軍歌はいくつかありますが、特にヒットしたものはありません。

　軍歌ともいえるかどうか分かりませんが、強いて言えば『君が代』なども軍歌に近いかも知れませんね。

　何かの行事があれば、誰でも『君が代』を歌いますが、実は意外なことに『君が代』には、2番～4番もある（あった）のですね。

　文部省唱歌では『君が代』は2番まででしたが、実はそれとは別に4番まで存在した時代もありました。

　君が代は
　千代に八千代に
　細石の
　巌となりて
　苔のむすまで

　君が代は
　千尋の底の
　細石の
　鵜のゐる磯と
　あらはるるまで

　君が代は
　千代ともささじ
　天の戸や
　いづる月日の
　かぎりなければ

　君が代は
　久しかるべし
　わたらひや
　いすゞの川の
　流たえせで