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〔歌手〕
芹洋子

(せり ようこ)



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● 芹洋子 ●


歌手概要
 芹洋子は、大阪府東大阪市出身の女性歌手で、清楚なホームソングの歌い手として人気がある。

 小学4年生頃からTVに出演し、小学6年生時のポリドール歌謡コンクールや中学3年時のNTV「ホイホイ・ミュージックスク-ル」で活躍していました。

 1970年からNHK〔歌はともだち〕に出演し、1972年にキングレコードから『牧歌~その夏~』でメジャーデビューを果たしています。

 1974年には、『愛の国から幸福へ』がヒットし、続いて『四季の歌』がミリオンセラーを記録、『赤い花白い花』『坊がつる賛歌』も順調にヒットを飛ばし、NHK紅白歌合戦出場を果たします。

 代表曲にミリオンセラーを記録した『四季の歌』や『坊がつる讃歌』などがあります。日本の歌の魅力を伝える活動を国内外で精力的に行い、文化交流にも大きく貢献している実力派歌手です。


歌風と特徴
 芹洋子は、清廉で透明感あふれる歌声と温かみのある歌風が特徴で、叙情歌や唱歌、ホームソングの歌い手として世代を超えて親しまれています。彼女の最大の魅力は、「清純」「透明感」「温かみ」を兼ね備えた美しい歌声にあります。

 聴く人の心にそっと寄り添うような優しく語りかける歌唱スタイルは、日本の美しい風景や郷愁を呼び起こさせます。

 そのため、歌謡曲だけでなく、日本の伝統的な叙情歌、唱歌、童謡、そして家族の絆を歌うホームソングの第一人者として高く評価されてきました。


代表曲
 

 『四季の歌』は、春の愛、夏の青春、秋の恋、冬の祈りを通して人生の移り変わりを描いた、誰もが口ずさめる心温まる日本の名フォークソングです。

 『坊がつる讃歌』は、九重連山の美しい自然や山で過ごすロマンを歌い上げた登山愛好家にも愛される楽曲で、澄み切った歌声が雄大な景色を思い起こさせます。

 『おもいでのアルバム』は、卒園シーズンや幼稚園・保育園の定番曲。春から冬へと巡る行事の思い出を優しく振り返り、子供たちの成長をしみじみと祝う名作です。

『赤い花白い花』は、素朴で温かみのある歌詞と美しいメロディが魅力の叙情歌。野に咲く小さな花々に寄せる純粋な想いを、透明感のある歌声で届けてくれます。


●代表曲
『四季の歌』
『坊がつる讃歌』
『おもいでのアルバム』
『赤い花白い花』
『北帰行』
『小さな木の実』

●その他の曲
『愛の国から幸福へ』
『花ぐるま』
『山は心のふるさと』
『スガモリ峠』
『サンゴ草咲く日に』
『かたかごの花』
『牧歌~その夏~』
『地底のランナー』

●カバー曲
『忘れな草をあなたに』(原曲:菅原洋一)
『あざみの歌』(原曲:伊藤久男)

代表曲・その他の曲 詳細
 
●代表曲
 『四季の歌』
 『坊がつる讃歌』
 『愛の国から幸福へ』

 芹洋子の楽曲は、誰もが口ずさめる国民的メガヒット曲から、NHK『みんなのうた』で親しまれた曲、そして美しい自然や旅情をテーマにした叙情歌まで多岐にわたります。

 『四季の歌』は、芹洋子の代名詞とも言える大ヒット曲です。元々は荒木とよひさ氏が作詞・作曲し、口コミで広がっていた楽曲を彼女がカバーしたことでミリオンセラーを記録しました。

 『坊がつる讃歌』は、大分県・九重連山の美しさを歌った山の歌で、NHK『みんなのうた』でも放送され、大ヒットとなりました。

 『愛の国から幸福へ』は、1977年当時、北海道の旧国鉄・広尾線の「愛国駅」から「幸福駅」への切符が大ブームとなった際に歌われた旅情歌です。

●その他の曲
 『おもいでのアルバム』
 『赤い花白い花』
 『花ぐるま』
 『山は心のふるさと』
 『スガモリ峠』
 『サンゴ草咲く日に』
 『かたかごの花』
 『忘れな草をあなたに』
 『あざみの歌』
 『牧歌~その夏~』
 『地底のランナー』


 『おもいでのアルバム』は、「いつのことだか 思い出してごらん~」のフレーズではじまる、卒園式の定番曲として知られる名曲です。芹洋子は、子供からお年寄りまで口ずさめる名曲を数多く歌っています。

 卒園式などで歌われることも多いので、この最初のフレーズを聴くだけで、当時の幼かったお子さんやご自身の懐かしい情景がふっと浮かんでくるような、とても温かい名曲ですよね。

 『赤い花白い花』は、赤い鳥やタカダワタルなども歌った名曲ですが、芹さんのカバーも非常に人気が高く、ベスト盤には欠かせない一曲です。

 彼女は、「山」や「北国の自然」「日本の古き良き風景」をテーマにした楽曲を数多く残しています。

 『山は心のふるさと』や『スガモリ峠』は、登山愛好家からも非常に支持が厚い「山の歌」シリーズ。特にスガモリ峠は『坊がつる讃歌』と同じく、くじゅう連山に実在する峠が舞台です。

 『かたかごの花』は、万葉集にも登場するカタクリの花(かたかご)をモチーフにした、しっとりとした美しい楽曲です。

 『忘れな草をあなたに』や『あざみの歌』は、日本の叙情歌のカバー。芹洋子の清らかな歌声にこれ以上なくマッチしており、彼女の持ち歌のように愛されています。

 こうして振り返ると、芹洋子さんの楽曲は「日本の美しい四季や自然」をそのまま歌声にしたような作品ばかりです。


受賞暦・紅白出場回数
 
受賞歴

 芹洋子は、その清らかな歌声と実績により、数々の栄誉に輝いています。

 1981年に「日本作詩大賞」の特別賞を受賞したほか、これまでの音楽活動や国際交流への貢献が認められ、2006年には「文部科学大臣表彰」を受賞しています。

NHK紅白歌合戦

 NHK紅白歌合戦へは、通算1回出場しています。

 ・第29回(1978年):『坊がつる讃歌』

 彼女の代表曲である『四季の歌』がミリオンセラーを記録したのが1976年だったため、その時期にも出場されていたような印象が強く残っているのかも知れないのだけれど、紅白の舞台では、NHKの『みんなのうた』でも大ヒットした大分県のくじゅう連山を舞台にした名曲『坊がつる讃歌』を、美しい歌声で情緒豊かに歌い上げたのが唯一の出場でした。


その他のエピソード
 
交通事故での記憶喪失と奇跡の復帰

 1992年、芹洋子は、大きな交通事故に遭い「外傷性くも膜下出血」という重傷を負ってしまいました。一時は意識不明の重体となりましたが、奇跡的に一命を取り留めました。

 しかし、意識が戻ったとき、「逆行性健忘」という重い記憶障害が起きて、自分が歌手であることも自分の持ち歌の歌詞やメロディもすべて忘れてしまった。それどころか、当時、小学2年生だった自分の娘も思い出せなかったそうです。

 ご家族らの支えのもと、自分の過去の熱唱映像を何度も見たり、ボイストレーニングを基礎からやり直したりする懸命なリハビリを行いました。

 そして、「体にしみ込んでいた音楽の記憶」を徐々に取り戻し、見事に歌手としてステージへの復帰を果たしたのでした。

「坊がつる讃歌」が繋いだ名誉町民

 紅白で歌われた『坊がつる讃歌』ですが、この曲はもともと九州の大分県・くじゅう連山(竹田市や九重町にまたがる地域)の登山愛好家たちの間で、大正・昭和初期から歌い継がれてきた「坊がつる(湿原の名称)」の讃歌でした。

 芹さんが阿蘇山麓の野外コンサートに出演した際、この歌を現地の人から教えられて大いに気に入り、NHKの『みんなのうた』で紹介したことで全国的な大ヒットとなりました。

 この功績により、芹さんは九重町の名誉町民に選ばれ、現地には彼女の歌碑も建立されています。自然を愛する芹さんの真摯な姿勢が、地元の宝物だった歌を全国区にした素敵なエピソードです。

 清らかで優しい歌声の裏には、一度すべてを失いかけながらも、歌への愛と努力で乗り越えてきた強さがあったのですね。こうした歩みを知ると、彼女の歌う童謡や抒情歌が、より一層深く心に染みてきます。

中国との深い絆

 芹洋子は、日中文化交流の架け橋としても非常に大きな足跡を残しています。

 日中文化交流音楽大使として、日本人歌手として初めて北京で政府に招かれてコンサートを行いました。

 実は、当時の中国の学生たちの間で『四季の歌』が大流行したのですが、後に国家主席となる胡錦濤氏も芹さんの大ファンでした。

 胡錦濤氏が来日した際には、公にはされずとも芹さん一家とのプライベートな対談が実現したという逸話もあります。

 これまで中国での公演は10数回に及び、音楽を通じて国境を越えた親善に尽くしたとして、外務大臣表彰も受けています。


曲名リスト ◆〔情:歌手情報〕〔探:探索〕〔歌:歌唱〕〔英文字 ABC…Z:カラオケ〕
〔芹洋子〕 歌手本人情報 この歌手やグループの歌唱風景、カラオケ、その他情報

あ・ 愛の国から幸福へ 探索 芹洋子
赤い花白い花 探索 芹洋子
し・ 四季の歌 探索 芹洋子
ほ・ 坊がつる賛歌 探索 芹洋子

プロフィール ◆〔芹洋子〕のプロフィール。
〔芹洋子〕

プロフィール
〔通称名〕  芹洋子
〔本名・出生名〕  伊東洋子
〔愛称〕
〔生誕(生年月日)〕  1951年(昭和26年)3月10日
〔年齢〕  75歳(2026年5月現在)
〔星座〕  魚座(うお座)
〔出身地〕  大阪府東大阪市
〔出身校〕  
〔職業・ジャンル〕  歌手
〔所属団体〕  
〔代表作品〕  
〔血液型〕  A型
〔身長〕
〔体重〕  
〔趣味・特技〕  水泳・オルゴール収集・ドライブ・ステンドグラス製作
〔好きなもの〕  
〔ペット〕  
〔好きな色〕  
〔好きな言葉〕