西郷輝彦は、鹿児島県谷山市出身の俳優、歌手、タレントである。
歌手として橋幸夫、舟木一夫と共に「御三家」と呼ばれていた。デビュー当時には「太陽の王子」とも呼ばれた。
西郷輝彦は、幼少時より芸事が好きで、剣舞や絵画が得意でったとう。中学以降は野球やテニスなどスポーツを楽しむ普通の少年であった。
鹿児島商業高校を中退し、大阪でアルバイトサロンでボーイをしながら、ジャズ喫茶のオーディションを受けたのがきっかけで、バンドボーイとなる。関西各地でバンド活動をしていたところを龍美プロに誘われて入社している。
1964年2月にクラウンレコードより『君だけを』でデビュー、続く『十七才のこの胸に』もヒットして、第6回日本レコード大賞新人賞を獲得した。その後、ビート歌謡曲の歌手としてばかりでなく、多くの映画出演などをしている。映画では自作の『傷だらけの天使』をヒットさせています。
1970年代には、『真夏のあらし』『情熱』『略奪』『愛したいなら今』『星のフラメンコ』などが連続的にヒットを放った。
西郷輝彦は、歌手としては橋幸夫・舟木一夫と共に「御三家」と呼ばれ人気があった。芸名は維新の三傑の一人西郷隆盛にちなむとのことである。
西郷輝彦は2022年2月21日、前立腺がんで死去しました。75歳でした。
|