鳥取県には、古くから人々の暮らしの中で歌い継がれてきた民謡が存在しますが、その中でも特に有名なのは「貝殻節」で、鳥取県を代表する民謡として、全国的に知られています。 貝殻節は、鳥取県の日本海の沖合で獲れるホタテ貝を採る漁師たちが、厳しい労働の合間に歌い始めた労働歌を起源としています。力強いリズムと哀愁を帯びたメロディが特徴です。 この民謡は、江戸時代末期には既に歌われていたとされており、昭和8年にレコード化されて全国的に知られるようになりました。
『貝殻節』
