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〔た〕＋〔た行〕のJ-POP

　明治時代以降の日本人が愛唱してきた曲目の中には、長い年月にわたって歌い継がれ、現在でも人気のある多数の名曲があり、これらは簡単には演歌と呼ばれています。

　一方、20世紀も最後の十年くらいになると、日本の高度成長を支えてきた団塊の世代が高齢者に仲間入りし、演歌が最盛期を過ぎ、それに代わって次世代の若者たちが新しい躍動に富んだ音楽、J-POPを歌うようになりました。

　若者たちの中にももちろん演歌を歌う人たちはいますが、主流は、J-POPの時代となり、非常に多くの歌手や歌手グループが登場し、日々、多様な曲目が出現しています。

　〔た〕で始まるJ-POPには、特別な人気曲、名曲も多く、特に若い人たちを中心に根強い人気があります。〔た〕で始まり、２文字目が〔た行〕で始まるJ-POPには次のような曲があります。

　『ただ…逢いたくて』
　『ただ、ありがとう』
　『ただいま』
　『だってアタシのヒーロー』
　『たとえどんなに…』
　『辿り着く場所』

　演歌の時代には、名曲はとても長い寿命をもって歌われたのが普通ですが、J-POPのヒット曲は、本当にヒットする時代は短いのが特徴です。

　J-POPにも、もちろんミリオンヒットし、長く歌われる曲があるものの、世代を越えていつまでも歌われる曲目はそう多くはありません。日々、目が回るほど多くの歌手やグループが出現し、消え去り、無数の曲目が歌われるためなのでしょうか。

　とはいえ、ごく希に、無数の駄曲の中にキラリと光る名曲が現れることも事実なので、それを発見して楽しむというのが、J-POPを楽しむスタイルなのかもしれません。

たた	ただ…逢いたくて	哀しい過去も若過ぎた日々の過ちさえ	EXILE
	ただ、ありがとう	ただありがとうを伝えたくて	MONKEY MAJIC
	ただいま	過ぎてゆく毎日に大事なもの	JUJU
	ただお前がいい	ただお前がいい	中村雅俊
	たたかえ!キャシャーン	ひびけキャシャーン	ささきいさお
	ただ君に晴れ	夜に浮かんでいた	ヨルシカ
	だだだ	（♪ダダダダダダ）なにさまだお子さまだ	グループ魂
	ただわけもなく	かけのぼる堤防の	松任谷由実

たち

タチアガール

落ち込んでちゃいられない

スマイレージ

たて

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たと	たとえどんなに…		今日は少し嫌な事があった	西野カナ
	辿り着く場所		そっと目を覚ませばあなたが呼んでる	HIGH and MIGHTY COLOR

たつ	タッチ〔アニメ「タッチ」〕	呼吸を止めて一秒	アニメ「タッチ」
	タッチ〔岩崎良美〕	呼吸を止めて一秒	岩崎良美
	だってアタシのヒーロー	キミが諦めるトコ浮かばないけど	LiSA