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〔歌手〕
由利あけみ

(ゆり あけみ)



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由利あけみ


歌手概要
 由利あけみさんは、昭和期に活躍した日本の歌手であり、声楽家(メゾソプラノ・アルト)です。

 広島県出身で、その豊かな歌声は戦前・戦後の歌謡界で親しまれました。主にクラシックの素養を生かした格調高い歌唱に定評があり、日本の歌謡史において独自の地位を築きました。

 96歳で亡くなるまで、長い人生を通じて音楽と深く向き合い、昭和という時代を彩った実力派の歌い手として知られています。


歌風と特徴
 由利さんは、単なる流行歌手という枠に収まらない、本格的な声楽の技術を身につけた歌手でした。

 彼女の歌声はメゾソプラノからアルトという、深みと落ち着きのある音域が特徴で、その格調高い歌唱法は、当時の歌謡界において非常に洗練された響きをもたらしました。

 大衆的な歌謡曲を歌う際にも、クラシックで培った安定した発声と表現力を発揮し、楽曲に重厚感と情緒を吹き込みました。


代表曲
 

 昭和10年代にビクターの看板歌手の一人として活躍した由利あけみさん。彼女の歌声は、エキゾチックな旅情歌や都会的なブルース、小唄調など幅広いジャンルで多くの人々を魅了しました。

 彼女の楽曲は、その時代特有の哀愁や叙情を歌い上げたものが多く、当時のラジオ放送やレコードを通じて広く聴かれました。

 昭和初期からの活躍を通じ、当時の人々の記憶に残る歌を数多く残しています。


●代表曲
『東京の屋根の下』
『熱海ブルース』

『ルンバ東京』

●その他の曲
『ハルピン夜曲』
『濡れた瞳』
『胡弓の哀歌』
『上海セレナード』
『國境の春(流れ流れて)』
『畫舫(がぼう)の歌姫』

『東京新地図』
『涙のブルース』
『カルメン・ブルース』
『マリネラ』
『林檎花咲く頃』
『愛国六人娘』

●カバー曲
『シボネー』
  (原曲:エルネスト・レクオーナ作曲のラテン名曲)
『ハバネラ ~歌劇「カルメン」より』
  (原曲:オペラアリアの日本語歌唱等)
『想いはるかに(ペニー・セレナーデ)』
  (原曲:洋楽・スタンダードナンバー)

受賞暦・紅白出場回数
 
受賞歴

 特別な受賞歴は見つかりませんでした。

NHK紅白歌合戦

 NHK紅白歌合戦への出場歴については、当時の記録と照らし合わせると、全盛期を過ぎた後の出演や、特別枠での出演といった情報は見つかりません。

 彼女の主な活躍の場は戦前の流行歌界や、その後の音楽活動が中心であったと考えられます。


その他のエピソード
 
活動

 1950年代以降、ポピュラーな歌謡活動のほか、クラシック音楽や声楽家としての活動も続けました。

 昭和歌謡の歴史の中で、声楽のバックグラウンドを持つ歌手がどのように大衆音楽に適応し、輝きを放ったかを示す好例の一人です。

長寿

 96歳という非常に長生きの生涯を送り、昭和という激動の時代を歌とともに駆け抜けました。

 彼女が活躍した時期の録音や資料は、現在では貴重な昭和歌謡のアーカイブとして、音楽研究家やファンによって語り継がれています。

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 由利あけみさんの存在は、戦前の日本の歌謡界が持っていた「音楽としての質の高さ」と「西洋音楽との融合」を象徴するものであり、その記録は日本のポピュラー音楽の発展を知る上で重要なピースとなっています。


曲名リスト 〔情:歌手情報〕〔探:探索〕〔歌:歌唱〕〔英文字 ABC…Z:カラオケ〕
〔由利あけみ〕 歌手本人情報 この歌手やグループの歌唱風景、カラオケ、その他情報

あ・ 熱海ブルース 探索 由利あけみ
な・ 長崎物語 探索 由利あけみ

基本プロフィール 〔由利あけみ〕の基本プロフィール
出身地  広島県
生年月日  1913年(大正2年)1月28日
没年  2010年(平成22年)1月25日(享年96歳)
年齢