薬師丸ひろ子は、東京都港区北青山出身の女優・歌手です。東京都立八潮高等学校卒業後、玉川大学文学部英米文学科を卒業しました。芸能界入りに際しては、親から学業との両立を厳命されたといわれ、高校時代は仕事を理由とした欠席をしたことはなかったし、大学受験時には芸能活動を休止していました。
1978年、角川映画「野生の照明」のヒロインである「長井頼子」役のオーディションを受けてに合格し、高倉健と共演しました。当時、CMで流された「お父さん怖いよ」のセリフが話題になりました。
以降も角川映画「ねらわれた学園」「セーラー服と機関銃」「探偵物語」、東宝映画「翔んだカップル」などに出演します。当時、原田知世、渡辺典子と共に「角川三人娘」と呼ばれるなど、1980年代の角川映画の看板女優として知られていました。
映画と同名の主題歌「セーラー服と機関銃」が大ヒットし、以降も、「探偵物語/すこしだけやさしく」「メイン・テーマ」「Woman“Wの悲劇”より」「あなたを・もっと・知りたくて」などのヒットを続けました。
2006年には、「ALWAYS 三丁目の夕日」で、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞しています。
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