松たか子は、東京都出身の女優・歌手ですが、日本アカデミー賞優秀主演女優賞、優秀助演女優賞を受賞するなど日本を代表する女優としても知られます。本名は佐橋隆子で、日本舞踊松本流名取、初代松本幸華の名も持っています。父親は歌舞伎俳優・9代目松本幸四郎、姉に女優の松本紀保、兄に歌舞伎俳優の7代目市川染五郎がいます。夫はミュージシャンの佐橋佳幸です。
1993年、16歳の時、歌舞伎座の「人情噺文七元結」で初舞台を踏みました。テレビドラマへの初出演は、翌1994年のNHK大河ドラマ「花の乱」でした。1995年にはドラマ「蔵」で主演し、舞台、テレビドラマ女優として活躍するようになります。
1996年以降は「ロングバケーション」や「ラブジェネレーション」「HERO」などのテレビドラマで活躍し知名度を上げてきました。1996年の第47回NHK紅白歌合戦では、史上最年少の19歳で紅組司会に抜擢され、初の紅白司会を務めました。
1997年にようやく歌手としてもデビューすることになり、第48回NHK紅白歌合戦では、歌手として出場しました。「明日、春が来たら」「桜の雨、いつか」「みんなひとり」などのヒット曲があります。
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