日本国内で、それなりに名の知れた、演歌やJ-POPを歌う歌手だけでも、500人以上がいます。民謡やJ-POPなども合わせると1000人以上はいるものと想像されます。しかし、それらの中で、TVなどに頻繁に出演する歌手の数は30名程度だけです。 |
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売れっ子かどうかは別として、一応、プロ歌手と呼ばれる人たちが、毎年5曲づつ新曲を発表すると考えれば、それだけで1年間に国内で発表される新曲数は、6000曲以上となります。実に毎日16曲以上の新曲が登場していることになります。 これらはいわゆるプロの作詞家や作曲家による新曲ですが、はっきりいって大部分は駄作です。それなりにヒットする曲は、ひと月で2曲もありません。 しかも、大部分は線香花火のように一瞬輝いて、やがて忘れ去られます。こうして、長年にわたりヒットするような真の名曲が登場するのは、年にほんの数曲だけです。 また、これらとは別に将来に夢を託して作詞作曲を志す、あるいは楽しむ素人シンガーソングライターも無数に存在します。中には真に名曲ができることもありますが、知名度のない素人歌手は自分名でそれを世に出すことはできません。 |