超簡単な基本原理
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パソコンは持っていなくても、スマホやタブレットを持っている人が 〔カラオケ愛唱館〕 を使って、カラオケを楽しむ方法があります。
〔実施例1(簡単な方法)〕で説明したパソコンの代わりに、スマホやタブレットの画像を見ながら楽しめばいいわけです。
でも、これだけだと画面が小さいので、ちょっと不満も湧いてきます。
そこで、この〔実施例2(自宅TVで楽しむ〕は、スマホやタブレットの映像と音声を、そっくりそのまま、自宅の居間にあるTVに転送して映し出し、音声も流して、カラオケを楽しむ方法の紹介です。
原理はまあ簡単です。準備として、先ずはスマホやタブレットの視聴映像をTVに転送する手立てを講じます。難しくはありませんが、TVの仕様の確認や、若干の部品購入などが必要です。(このページの下の方で説明)
その前に、非常に重要な確認事項があります。それは、そのスマホやタブレットが、音楽情報を外部に取り出せる仕様の機種であることです。
例えば、格安スマホなどでは、スマホ自体では「カラオケ愛唱館」が閲覧できても、その音声信号や画像信号を外部に引き出すことができません。
そのスマホやタブレットがカラオケ信号を外部に取り出せる仕様かどうかはスマホやタブレットを入手する際に購入店などでよく確認してください。
次に、実施例1の場合と同様に、マイクとCDラジカセを準備します。
これらの準備が完了したら、スマホやタブレットから 〔カラオケ愛唱館〕 を立ち上げます。
自分好みのカラオケを存分にお楽しみください。
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TV自体の確認
HDMI端子が必要
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この方法では、スマホやタブレットの映像や音声を自宅のTVに転送する必要があります。
専門用語では、このような方法を 〔ミラーリング〕 と呼んでいます。映像を鏡に映すように、そっくりそのまま転送するという意味あいです。
ここで、TVについて、非常に重要なことがあります。最近の薄型TVであれば、先ず問題はありませんが、昔のTVではこの機能が付いてなくて使えないことがあるのです。
TVの説明書を見るか、TV自体の後ろ側(裏面)を見て、次のような接続端子が存在することを確認してください。差し込み部は写真で示すような台形みたいな形状をしています。(写真寸法はちょっといい加減です。)
『HDMI端子』
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購入が必要な部品
◆映像変換アダプター
◆HDMIケーブル
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この方法では、スマホやタブレットの映像情報(画像+音声)を、TVに転送するのですが、基本的に二つの部品が必要となります。
『変換アダプター』
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これはスマホやタブレットの映像情報をテレビのHDMI端子で接続・受信できるような信号に変換するためのアダプターです。
スマホやタブレットは、通常、〔アイパッド型〕 と 〔アンドロイド型〕 という二つのタイプがありますが、基本的にアダプターは共通です。
これについては、家電量販店などで自分のスマホやタブレットなどの機種を説明したうえで、アダプターがその機種に適応しているかを確認してから購入してください。多分、2000円くらいです。
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『HDMIケーブル』
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変換アダプターを使って、スマホやタブレットの映像信号が、テレビ用のHDMI信号に変換されます。しかし、通常、変換アダプターのケーブルはとても短いことと、接続形状のオス・メスの関係で、そのままではTVに接続ができません。
そこで、HDMI信号をTVに接続するためのケーブルが必要となります。部屋の大きさなどを勘案して長さを決めればよいですが、ケーブル長には 1.5m、2m、3m、5m などのものがあります。
普通は3m位のものが使いやすいです。ケーブルの太さもいろいろありますが、あまり太いとケーブルが固くてとても使いにくくなります。細目のケーブルがお勧めです。値段は500~3000円くらいでいろいろあります。
このページでも、HDMIケーブルの紹介をしております。ケーブルについては失敗ということはありえませんので、安く入手しようと思うなら通販でも問題はありません。あまり自信のない方は、家電量販店で購入するとよいでしょう。
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TVへの画像転送方法
絵で描いてみると |
この方法でのやり方も簡単ですが、一応、絵で描いてみると、全体的にはこんな感じになります。超簡単ですね。では、あなた好みのカラオケを存分にお楽しみください。
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