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〔作曲家〕
吉田正

（よしだ ただし）

　𠮷田正は、茨城県日立市出身の日本の国民歌謡作曲家です。生涯作曲数は2400曲を超えるとされています。彼は多くの作曲をし多くの歌手に提供してきましたが、そのレパートリーはとても広く、ムード歌謡から青春歌謡、リズム歌謡まで幅広いものがありました。

　彼の描く曲風には、都会的で哀愁漂うメロディーが漂い、都会調歌謡とも吉田メロディーとも称されました。彼は、まさに終戦後の日本歌謡史を代表する作曲家の一人でした。

　彼は、戦後から現在まで大活躍をした多くの歌手、特に鶴田浩二や三浦洸一、フランク永井、松尾和子、橋幸夫、和田弘とマヒナスターズなど多くの歌手を育て上げたことでも知られています。

　彼は非常に多くの楽曲を多くの歌手に提供したが、彼が作曲した特別な人気曲には次のような曲があります。

　『寒い朝』
　『東京の人』
　『弁天小僧』
　『異国の丘』
　『落葉しぐれ』
　『夜がわるい』
　『花の三度笠』
　『美しい十代』
　『いつでも夢を』
　『公園の手品師』
　『東京かチート』
　『霧子のタンゴ』
　『勇気あるもの』
　『東京午前三時』
　『さすらいの舟歌』
　『夜霧の第二国道』
　『傷だらけの人生』
　『赤と黒のブルース』
　『誰よりも君を愛す』
　『東京ナイト・クラブ』
　『哀愁の街に霧が降る』
　『明日は咲こう花咲こう』
　『恋のメキシカン・ロック』

　吉田正は非常に多くの歌手たちに楽曲を提供していますが、その数が膨大なため、ここスマホ版ではその全貌を記述することはできません。

　PC版（パソコン版）では、主な歌手へ提供した楽曲のいくつかを紹介していますので、興味のある方はそちらを参照して下さい。（このページ最上部にある「GoTo PC版」ボタンを押して、スマホを横長方式に倒せば閲覧できます。）