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〔歌手〕
千昌夫

（せん まさお）

　千昌夫は、岩手県陸前高田市出身の演歌歌手である。

　1965年、高校時代に作曲家の遠藤実の内弟子となり、同年『君が好き』でデビューした。

　翌1966年には『星影のワルツ』がミリオンセラーとなり、一躍有名歌手となる。

　『星影のワルツ』はその後もロングセラーを続け、現在でもカラオケで頻繁に歌われる他、アジア全域で有名は歌となっている。

　1968年にはNHK紅白歌合戦に初出場を果たした。1979年には『北国の春』が大ヒットし、二作目のミリオンセラーとなり、第21回日本レコード大賞ロングセラー賞を受賞している。

　その他にも、『君がすべてさ』『アケミという名で十八で』『懐かしの人』『望郷酒場』『夕焼け雲』『味噌汁の詩』『津軽平野』など多くのヒット曲がある。『星影のワルツ』『北国の春』『望郷酒場』などは国民的愛唱歌といっても過言ではない。