小林幸子は、新潟県新潟市中央区出身の演歌歌手でタレントであり女優でもある。
コロムビアミュージックエンタテインメントに所属している。
売れなかった時代には、芸名を〔小林さち子〕〔岡真由美〕などと変えたりしたこともあるのだが、最終的に元の小林幸子に戻っている。
1963年、小学4年生のときにTBSの『歌まね読本』で美空ひばりの物まね曲を歌ってグランドチャンピオンとなり、当時審査委員長をしていた古賀政男にスカウトされることとなった。
そして1964年には古賀政男作曲の『ウソツキ鴎』で大々的に歌手デビューし、20万枚の売上を記録している。その後、さっぱりヒットがなく、苦難の時期を迎える。
1979年、久々に『おもいで酒』が有線放送から爆発的人気となり、200万枚を売り上げるミリオンセラーとなった。
これにより、ついに第30回NHK紅白歌合戦への初出場を果たした。この年、全日本有線大賞グランプリ、第21回日本レコード大賞の最優秀歌唱賞に輝いたのだった。
翌年には『とまり木』がヒット、その後も『ふたりはひとり』『もしかしてPartII』『雪椿』などがヒットし、紅白の常連となっていく。美川憲一との派手な衣装対決は紅白恒例の行事の様相を呈した。
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