伍代夏子は、東京都渋谷区出身の演歌歌手で、夫は俳優の杉良太郎である。 1985年4月に加川有希として『夜明けまでヨコハマ』を平松政次とのデュエットで歌い歌手デビューしたもののヒットには至らなかった。 1987年9月21日に伍代夏子としてシングル『戻り川』で再デビューすると、35万枚を売り上げるロングセラーを記録した。 和服姿に妖艶さが漂い、澄み切った美しい声で熱唱する姿が、演歌界の女王として安定した人気を誇るようになる。 その後、明日への希望を綴る『忍ぶ雨』、女の淋しさを描く『恋挽歌』、故郷の母を想う『雪中花』などの曲が連続してヒットし、NHK紅白歌合戦への出場、全日本有線大賞の受賞などを果たしている。 更に、最近では演歌だけでなくポップスにも挑戦しているという。