桂銀淑は、韓国ソウル市永東出身の演歌歌手である。
ジャンル的には演歌とされることが多いが、実際の曲調はいわゆるド演歌調ではなく、歌謡曲やバラード的雰囲気の曲が多くなっている。
彼女には独特なハスキー・ヴォイスがあり、数多くのヒット曲を飛ばしてきたし、多くの音楽賞も受賞している。
1977年の高校生時代に韓国でモデルとしてデビューしている。その後、1979年になると、韓国のソラボール・レコードから『歌って踊って』で歌手デビューを果たした。人気のアイドル歌手として『待っている女心』などがヒットした。
1984年に来日し、浜圭介の元でレッスンし、翌年には『大阪暮色』で日本でビューを果たした。
その後、『すずめの涙』『夢おんな』『酔いどれて』『真夜中のシャワー』『ベサメムーチョ』などヒット曲を連発し、数多くの音楽賞を受賞している。1988年には『夢おんな』で第21回日本有線放送グランプリを獲得した。
その後、借金問題、麻薬問題などのスキャンダルが多発し、韓国に帰国した。2010年2月~3月から芸能活動を再開するとの話があるものの確実な情報はない。早く日本に戻れる日がくればと思うが、実現の目途はたたない。
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