かつて〔内山田洋とクール・ファイブ〕という歌謡グループがあり数々のヒット曲を世に送り出しました。 内山田洋自体は歌手ではないのですが、偉大なグループリーダーでした。一世を風靡した記憶を残してくれたことに敬意を表します。
このグループは、1957年ころから福岡県内のベースキャンプでの音楽活動やクラブ・キャバレーの営業を始めた。 1967年、「内山田洋とクール・ファイブ」というグループを結成して活発な音楽活動を始めた。自主制作の『涙こがした恋』という曲が有線放送で人気を博し、ミュージシャンとして認知されるようになる。 1968年には、ボーカルの前川清を仲間に加え、翌年に発表した『長崎は今日も雨だった』が大ヒットし一躍スターダムにのし上がった。 その後、『中の島ブルース』や『そして、神戸』『噂の女』『東京砂漠』『港の別れ唄』などを発表し、1970年~80年代の音楽界を席巻した。
尚、このグループでボーカルを務めた歌手の前川清は、グループ休止後も活発な歌手活動を続け、このグループで歌った曲目を中心に活動を続けている。